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2007年11月27日 (火)

清水ブログを始めて1年がたちました

【今日で満1歳】

 清水ブログは2006年11月27日にスタートしましたので今日で満1歳となりました。面白くもない内容なのにたびたびブログをのぞいて下さったことに心より感謝申し上げます。
 1年前、ブログを始める動機を次のように述べさせていただきました。 
 「さまざまな事件を担当する中で、日本の社会は、一歩ずつ明るく人にやさしい社会に進歩しつつあると感じてきました。
 ところがこの十数年をみると、このくには、暗く人に冷たい社会に退化しつつあるように思えてなりません。
 私がこのブログをはじめたのは、私の意見を述べるとともに、多くの方々と一緒に考え、この社会の流れを明るく人にやさしい方向へ大きく変えていければという思いからです。」

【社会のこの1年の流れ】

 この1年間にこの社会がはたして明るく人にやさしい方向へ大きく変わったでしょうか。
 日本全体の景気という意味では回復基調にあります。上場企業は5期連続で最高益を更新しています、日本企業はグローバル化の中で、国内では非正規雇用を拡大しながら人件費を抑制し、海外では最も人件費の安い国に生産拠点を移し、低コスト体制を構築しました。トヨタにしろキャノンにしろ今や世界の勝ち組となりつつあります。
 その一方で小泉政権以来政府は中小企業切り捨て政策を断行し続けました。祖父の時代から3代続けて真面目に働いてきた中小企業が金融政策の変化で倒産や廃業に追い込まれています。日本人の雇用労働者の70%は中小企業で働いており、日本人の多くは大企業の好決算とはおよそ無縁のところで生活不安におびやかされています。
 強いものはより強く、弱いものはより弱く、富めるものはより富み、貧しきものはより貧しくという社会の流れはこの1年間でほとんど変わっていません。

【世界の中の日本人】

 目を世界に転じると総体としての日本人は世界の資本家集団と言えます。外国の資源と労働力によって日本の現在の繁栄は成り立っています。日本の富の蓄積は、かつての働き者へのごほうびという域をはるかに超えています。アフリカでは多くの子どもたちが5歳の誕生日をむかえることなくこの世を去っています。日本人は世界の舞台でも弱肉強食を疑うことすらなく繰り返しているというのが私の思いです。弱肉強食の論理は食う方も食われる方も肉体も心もボロボロになってしまいます。恵まれたというよりもむしろ恵まれすぎている日本人は国内においても、海外においても弱肉強食をくりかえす必要は全くないと私は思います。1年前と比べ変わりばえのしない日本の現状を考えるとふーっとため息が出ますが、それぞれの持ち場から、私の場合は弁護士という立場から明るく人にやさしい社会をめざして発信を続けることしか道はないとあらためて思いました。今後とも清水ブログを時折のぞいて下さるようお願い致します。

【お知らせ】

 12月2日(日)午後1時20分から月島区民館にて『蟻の兵隊Ant_2  』の上映会を行います。現在とこれからの日本と中国との関係を考えたいと思います。どうぞふるってご参加ください。詳細はこちらをご覧下さい。

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