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2007年1月 8日 (月)

格差社会が映す制度不信

「今を読み解く」 より抜粋 - 関西大学教授 竹内洋氏 -
               (日本経済新聞 1月7日 朝刊)

格差「感」社会は,別の何かのあらわれなのである。そう、いまの日本は、格差社会としてよりも「不信社会」ととらえるべきではなかろうか。

90年代からはじまった政治や経済,教育など制度全般への不信がいまやボルテージを高め,いたるところに蔓延しているのである。もちろん格差社会の現実によってそうした制度不信がましたともいえるが,制度不信という背後感情があったればこそ格差が大きな不満となったともいえる。

いまわれわれがとりかかるべきことは,格差感社会の背後にある制度の正当性の喪失や人々の間の絆の崩壊による不信社会をどう食い止め,どう再構築するかである。21世紀前半の日本は,不信と正当性の喪失の増幅,他方での対応策とで,揺れに揺れるだろう。日本社会の安全も安定も不信社会の軽減いかんにかかっている。

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