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2007年1月16日 (火)

公務員よ怒れ! 国民よ怒れ!

【公務員改革 議員立法でも と中川幹事長が恫喝】
                    (1月13日 朝日新聞より)

自民党の中川秀直幹事長は12日、東京都内で講演し、通常国会に提出される見通しの公務員制度改革法案について「出したくない人が霞ヶ関にはたくさんいて、サボタージュも見られる。あまりに抵抗がひどいようなら、安倍総理の思いを遂げるために議員立法でも出すべきだと思う」と述べた。
中川氏は「安倍総理はサボタージュは絶対許さない。自らの特権や保身のための抵抗がどういう結果を招くか。その学習費は高くつくのではないか」などと官僚批判を繰り返した。
また、中川氏は、公務員への労働基本権付与の問題について「5月までに大綱をまとめ、(政府が発表する)『骨太方針2007』に反映させたい」と語った。

【私の意見】

1 足のひっぱりあいはやめよう
  私たちは権力者たちの唱える「改革」に便乗して「そうだ、そうだ」
 「公務員はろくろく働かないで高い給料をとっている」という発想は
 もうやめましょう。汗もかかずに、たくさんの報酬や利益を得てい
 る人は公務員ではなく権力者や富者の側に多勢の人がいます。
 日本政府がまずやるべきことは富の公正・公平な分配ですが,政
 府はそれに手をつけず国民の側にスケープ・ゴートをつくり、国民
 同士で足のひっぱりあいをさせています。

2 プレイング・リッチこそ開示せよ
  政府はプレイング・リッチ(ワーキングプアの逆語で私の造語で
 す。たいして骨身を削ることなくお金がたまる人。)の実態を国民の
 前に明らかにするべきです。政府は個人情報保護を名目に昨年か
 ら高額納税者の公表をやめました。格差社会がこれ以上国民の前
 に明らかになり、構造「改革」の実像に国民が怒りだすのを恐れた
 からです。名前まで公表しなくとも,どのような職業をもっているどん
 な人がどのような収入を得ているかを明らかにするだけでも国民が
 客観的に判断することで大きな意味があります。

3 民間を公務員並みに
  公務員の処遇が民間より良いのであれば民間を公務員並みに引
 きあげるべきです。日本の大企業にはそのゆとりが十分あります。
 中川氏の言う公務員への労働基本権の付与大綱はどうせ政府は
 また徹底した骨抜きにするだけです。

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コメント

tu-taです。最近、関連したことで書いたものがあったので、トラックバックさせていただきました。

清水さんがおっしゃることはそのとおりだと思います。
しかし、公務員労働運動ももう少しなんとかならないか、自分たちの賃上げよりも「社会的な労働運動」としうような課題で地域に出てくるくらいの意気込みが欲しいなぁと思うのです。

投稿: tu-ta | 2007年1月17日 (水) 18時28分

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» 公務員の労働運動(労働情報709号小泉さんの記事へ) [今日、考えたこと]
 ちょっと前に送られてきて、ポケットに入れっぱなしになっていた「労働情報709号」しわくちゃになったのを広げて読んで、気になったのが労働情報事務局長の小泉さんの記事「官公労解体攻撃と都労連闘争」、ここに書かれている「自民党が扇動する公務員バッシング」。そして、そのねらいとしての人件費削減、公務員労働運動への解体攻撃というのは事実としてその通りなんだと思う。それに対して有効な反撃が必要だというのも同意する。しかし、いままで通りの論理と戦い方ではもう限界があるんじゃないかと思う。... [続きを読む]

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