« 弁護士9条の会・おおた公開講座 | トップページ | 若者の生活保護受給増加 »

2007年1月30日 (火)

60年安保闘争を越えるうねりをつくろう!

【首相,国民投票法案の会期内「成立を」強く期待】
                   (1月26日 朝日新聞 夕刊 より)

安倍首相は26日午後,衆参両院の本会議で施政方針演説を行った。冒頭で「戦後レジーム(体制)を大胆に見直し,新たな船出をすべきときが来ている」と表明,「教育再生」に力点を置き「安倍カラー」を強く打ち出した。

「戦後レジームからの脱却」は昨年9月の自民党総裁選公約に掲げた首相の原点。首相就任直後の所信表明では「タカ派」色を抑えるために避けた文言を復活させた。憲法改正の必要性とともに,改正手続きを定めた国民投票法案の会期内成立に「強く期待する」と表明。「理念重視」の原点回帰を図り,長期的な国家運営を重視する姿勢を示した。

【民主,賛否先送り】
                       (1月25日 朝日新聞より)

民主党は24日,国民投票法案に対する賛否の判断を先送りすることを決めた。実務者レベルでは与党と民主党が修正内容で大筋合意しており,民主党が共同修正に応じれば通常国会での成立が確実だ。党内では安倍首相が参院選でねらう「憲法改正の争点化」を避けるため賛成論が強かったが,小沢代表は「憲法を争点にしてもかまわない」と,安易な妥協はしない考えを幹部に伝えた。自民党は民主党が反対しても単独採決で成立させる構えで,攻防の激化も予想される。

【天下分け目の戦い】

私は国民投票法案の成立を止めるか否かが戦後政治史上天下分け目の闘いだと思います。自民党はやる気十分,民主党はふらふらしています。拱手傍観して法案の成立を認めれば,憲法9条改正の流れはあっと言う間にできあがってしまうでしょう。逆に私たちの力で国民投票法案の成立を阻止できれば現在の保守化,右傾化の流れを止め,我が国の民主政治は新たな時代を切り開くことができます。
弁護士9条の会・おおたは2月14日(水)阻止するための共同行動を大田区内でスタートさせますが,同じ動きが全国に広がる必要があります。
3月4月と阻止の動きを広げ60年安保闘争の頃(当時の首相は安倍首相の祖父岸信介氏)に負けないうねりを国会にぶつけることができるよう力と知恵を出し合いましょう。

              

|

« 弁護士9条の会・おおた公開講座 | トップページ | 若者の生活保護受給増加 »

新聞記事」カテゴリの記事

コメント

「変えるべきこと」と「変えてはいけないこと」

「創造的破壊」という言葉は経済学者シュムペータにより生まれ、小泉さんが好んで使っていた。
その思考の延長線上に安倍さんがある。なにがなんでも「イノベーション」てところか。

政治、経済、行政等々は人間の創造した仕組みであるから、不変のものはなく社会環境の変化に対応して変えてゆくべきかと考えます。一方「変えてはいけないこと」とは人間の尊厳に属すること(生命、愛、平和、等)地球的環境、過去の反省に基づく恒久的理念ではないでしょうか?

300万人に及ぶ戦死者を出した戦争の反省を通じて生まれた「平和憲法」を、いま安倍さんは変えようとしています。戦争を放棄し軍隊を持たないはずの、わが国に「自衛隊」がうまれ「防衛庁」が「防衛省」に変わり、いつか来た道を辿りつつあるのではないのでしょうか?
あの時代にもっと国民が声を上げていれば。新聞がしっかりと世論を形勢していれば。真実を伝えていれば。議会がしっかりと機能していれば、軍部の独走をゆるすようなことがなかったと思います。
(「昭和史」半藤一利著を読んでそう思いました)その反省から現在の平和憲法が制定され、議会制民主主義によって国のガバナンスが行われるようになりました。

いま、わが国は「滅亡的破壊」にむけて歩みだそうとしています。国民は「納豆」ではなく、しっかりと政治に目を向けてゆくべきかと思います。また発信されたテレビ情報を妄信的に受け入れるのではなく、自分の意見を持つこと、さらには自分の考えを発信(いま発信の手段が画期的に増加)して行くべき時ではないでしょうか?

投稿: arayan | 2007年1月31日 (水) 19時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 60年安保闘争を越えるうねりをつくろう!:

» 陸、陽菜、君たちは憲法制定権力を手放すのか〜憲法改正国民投票法案阻止へ立ち上がれ! [情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士]
陸、陽菜、君たちは、憲法制定権力っていう言葉を聞いたことがあるかい。何か難しそうだけど、とっても格好いい言葉なんだ。簡単に言えば、憲法を決める力ということだけど、そう言い換えても簡単ではないかも知れないね。 憲法って何だろう。憲法を読んだことがあるかな。憲法に従って、国会議員が選ばれ、法律を定める。その法律を政府が実行する。もし、国会の法律の決め方や、政府の実行の仕方が間違っていたら憲法に従って、裁判... [続きを読む]

受信: 2007年2月 4日 (日) 12時31分

« 弁護士9条の会・おおた公開講座 | トップページ | 若者の生活保護受給増加 »